うだつの上がらない主人公の漫画
うだつの上がらない主人公の漫画が好きです。
福満しげゆきは、年齢も近いからなのでしょうかけっこうツボでした。
僕の小規模な失敗(福満しげゆき)
- 僕は「僕は僕だ」とか、「僕はこれに価値を感じるからまわりは気にしない」 てな感じの強い意志を、もって強く生きていけるタイプじゃない…
- みんな大人になったんだよな…そんなに高望みもせず、おのれの力を過信せず、日々の厳しい生活の中で自分はヒーローではなかったのだとわかってしまったということか…
他には、いましろたかしとかもこんな感じです。「初期のいましろたかし」では、登場人物がブサイクばっかりだという画風がリアルです。
初期のいましろたかし
- この先どうなるのだ、俺は……。考えるな!考えちゃいかん!
- 東京でいい歳こいて金もなきゃこんな暮らしで…女も寄りつかねえだろ!?それでも地道にがんばりゃよお!!ファミリアぐらい買えるんだぜ、アニキ
つげ義春もこの分類に入れていいかもしれません。ただ、ちょっと文学的です。
「失踪日記」の吾妻ひでおになると、ちょっとついていけないかな。これは家族に迷惑をかける域にまで達してますし。
どうしてこういう漫画が面白いかというと、誰もが一度は感じたことがあるモヤモヤを的確な言葉でずばっと言い当てているからではないでしょうか。ギャグ漫画だと落ち込むこともなく笑えますし、バランスがいいと思います。よくよく考えてみると、昔の小説家や詩人なんかはかなりの割合がダメ人間です。彼らの作品は、貧乏だったりうだつがあがらなくてくすぶっている心情を小説や詩にしてちょっと崇高な感じに仕上げてたとも言えるのかもしれません。
posted with amazlet on 08.03.02
福満 しげゆき
青林工芸舎 (2005/09)
おすすめ度の平均: 
作者が漫画家になるまでの物語
これぞ福満しげゆき
すごすぎる、すごすぎ、うわあああああああああ
初期のいましろたかし―ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他 (Big comics ikki)
posted with amazlet on 08.03.02
いましろたかし
小学館 (2002/07)
売り上げランキング: 90058
おすすめ度の平均: 
情けないことが心地いい
見よ!この底辺力を!
つげ越え!!!





