セマンティック・ウェブについて知っておくべき11の事柄




セマンティック・ウェブは以前から何度か耳にしたことがあった言葉なんですが、いまいち何のことだか良くわかっていませんでした。今度、マンティックWebコンファレンス2008に行くので、たまたま目に付いた以下の記事を予習のために訳してみました。長文です。かなり適当なので、不安な人は原文を読んでください。ちょっと概念的なので、翻訳し終わってもよくわかりません…

11 Things To Know About Semantic Web

  1. Web 3.0と呼ぶことに躊躇する必要はありません。もちろんWebは企業がVistaに乗り換えるように一方的にアップグレードするわけではありません。しか し、現在の技術からの明確なフェーズの移行なのです。個人的なWeb 3.0の定義は”構造化されたデータベースと広範囲に協調したWeb 2.0の組み合わせ”です。
  2. セマンティックウェブはリレーショナルデーターベース技術の終焉です。それは長期間で、ゆっくりとしたものになります。Web 3.0では、構造化は事前に(structure upfront)ではなくその場(structure on the fly)で行われるものになっているのです。データを設計する人々の優れた技術をもってしても、世界は複雑すぎて事前に構造化できません。人々がサービス を使うときに構造化することと、構造化されていないコンテンツを自動的に構造化するエンジンによって、strucutre on the flyは実現されます。strucutre on the flyはとってもとっても難しく、RDBMSはとってもとっても定着しているので、これは長期的で、ゆっくりとした移行になるでしょう。しかし終焉は避けられません。イノベーションはRDBMSの世界ではゆっくりとしています。ちょうどセマンティックウェブのイノベーションが加速してるなかでも、一方にオープンソース、もう一方にオラクルがあり、あまりイノベーションの理由がないのです。
    RDBMSは企業規模のパフォーマンスと信頼性に優れていますが、インターネットの規模では不足しています。Amazonのような企業が使用しているものを見てみてください。
  3. セマンティックウェブや、わたしの頭を痛くするRDF,tuples,SPARQL,OWLのようなものの理論的な論拠をしっかりと理解しているのなら、 この事柄を本当に理解している人々は少ないので、しばらくの間コンサルタント料金としてけっこうとれるでしょう。しかし、将来企業家がこの抽象化の方法を 理解して大衆にアクセス可能にするので、限られたチャンスをしっかり生かしましょう(make hay while the sun shines)。
  4. サクセスストーリはWeb 2.0と異なります。Web 1.0のサクセスストーリーとWeb 2.0のそれとが異なっているのと同じことです。
    Web 2.0のサクセスストーリーは、ほとんどがごく初期に消費者によって受け入れられた単一の機能(写真、ブックマーク、ビデオ、電話、ブログその他)です。セマンティックウェブは本来統合的であり、異なった、より長期的で、はるかに可能性を秘めたものになります。
  5. キラーアプリを探さないでください。あれはクライアント/消費者の勝利ということです。こっちはサーバ/プラットフォーム/企業の勝利と言っていいです。 消費者側で初期の実験が行われていてもです。実験とは、例えば大規模なベータテストのように見える無料サービスですが、それはメタウェブが後にリリース したいと思っているもです。
  6. これはプラットフォームで動作するものです。高機能なAPIと「お金を稼ぎましょう」というわかりやすい提案で企業家たちにアプリケーションをつくる気を起こさせるやり方を見てください。アプリケーションは消費者と企業にフォーカスしています。思っているエンタープライズ向けのある技術のためのものです。
  7. セマンティックウェブはGoogle 蒸気ローラーの動きを鈍らせます。これはIBMがPCで、もしくはMicrosoftがWebでそうだったようにです。ローラーの勢いは長い間ローラー自 身を前に進めています。そしてその周りに全ての種類のラッパーシステムを作り上げることができますが、新しい何かが常に付随しています。Googleは構 造化されていない無数のHTMLページにある構造を与える方法をマスターしました。根本のコンテンツが構造化されるにしたがって、徐々にセマンティック ウェブがその重要性を低くしていくでしょう。これらの大きな世代間の変化(メインフレームからPCを経てWebといったような)は、速い速度で起こってい るように見えます。だから大きな世代間の変化が始まっているように見えるのです。
  8. でも、GoogleのゴリアテであるDvidを目指して、Yet Another Search Engine(YASE)を探すのはやめましょう。ちょうどPCがメインフレームと同じではないように、WebもPCとは同じではないのです。正確にどの ようなものにに見えるか聞かないでください。私はそれがどどのようなものに見えないかを知っているだけです。
  9. Vertical Search(専門的な検索)はプラグマティストのセマンティックウェブです。 Vertical Searchのビジネスはベーシックなサーチエンジンが必要としているあらゆる技術を使っています。スクレーパー、API、ヒューマンエディター。これら はあるひとつの分野で意味があって便利な構造をつくるために使われています。やがて、このようなおおざっぱなプラグマティックな解決策はセマンティック ウェブプラットフォームと、重要な分野の専門家を活用することができるヒューマンエディターを可能にするAPIによっておきかわることでしょう。
  10. タグ付けとても破壊的なテクノロジーです。みんなタグを使いましょう。見つけたものにしるしをつけるのは最も基本的な人間の欲求です。Windowsでは フォルダを使ってタグ付けしています。オンラインではブックマークでタグ付けしています。HcardやHcalendarのようなMicroformat タグの専門家は多くの構造を加えており、この波が始まったところ私たちはいるのです。
  11. セマンティックウェブは構造を加えるためにコミュニティを活用するでしょう。そしてソーシャルネットワークの第一世代から幾つかの技術を利用するでしょ う。しかし、セマンティックウェブは現在のソーシャルネットワークサイトの塀に囲まれた庭から現れてくるようには見えません。勝ち組は構造を提供するため にコミュニティを動機付けさせる方法を知っており、あまりに容易であるために構造化のような退屈な作業をしているように思わないようなツールを提供するで しょう。それがセマンティックウェブにもあてはまるWeb2.0からの大きな教訓です。

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